先輩の声1

Tさん
所属:支援課 生活支援員
入社年:平成30年4月1日

入社のきっかけ

地元が岩見沢市なので、大学卒業前に地元で仕事を探していた時、ちょうど合同企業説明会があって、そこで今の職場の話を聞く機会がありました。大学では福祉系の勉強はしていませんでしたが、多少の興味はあったので、話を聞いてみて応募してみようかなって思いました。

実は、公務員志望だったのですが、いくつか試験も受けてみたのですが、残念ながら採用には至らず。もう一年頑張ってみるか、それとも就職するかと悩んだ末に、まずは社会人としての経験を積みたいと思い、就職の道を選びました。

福祉の仕事って、正直、最初は自信がなかったです。専門的な知識もないし、コミュニケーションも得意な方じゃなくて。でも、周りの方々に支えてもらいながら、なんとかここまで続けてこられました。気づけばもう7年になります。最初はこんなに長く続けられるとは思ってなかったですけど、今はこの仕事を通して得られるものがたくさんあるなって感じています。

現在の仕事の内容について

今は支援課という部署で働いています。主な仕事は、利用者さんの支援です。相談に乗ったり、通院に付き添ったり、必要なサポートをする仕事が中心です。それに加え、サービスの利用に関する書類の作成や提出もありますし、行事の企画や運営も担当しています。お祭りとかイベントの準備も含めて、だいたいこの三つが大きな柱ですね。

利用者さんと接する中で、毎日同じってことはほとんどなくて、“昨日こうだったから今日もこう”っていうのは通用しません。最初は、コミュニケーションが得意じゃなかったので、正直不安もありました。でも、ある程度勤めてくると、利用者さんそれぞれの特性が少しずつ見えてくるので、その方に合った対応ができるようになってきたかなって思います。まだまだ、得意ってわけじゃないですけど、少しずつ慣れてきたというか、工夫しながらやれてるかなって感じですね。

仕事をする上で気を付けている事

コミュニケーションを取り、利用者さんの様子を見ながら仕事を進めるということに気をつけています。それぞれ利用者さんごとに特性があることは先ほど話しましたけど、伝え方ひとつでも、その日の理解度の違い、ある程度の説明で理解できる方もいれば、簡単な表現だったり、噛み砕いた表現でないとなかなか伝わらないことだったり。伝え方ひとつで、利用者さんの気分を損ねてしまうようなことも、結構あったりするので、実際、こういう風に伝えるか、伝え方が少し違ったかなとかで、ちょっと失敗したなっていうことは、結構あります。そこは、言葉を選ぶように慎重に考えて進めています。

現在のやりがいやその先の目標(チャレンジしたい事も含む)

行事などの企画って、準備も大変だし、考えることも多いですが、当日になって利用者さんがすごく楽しそうな姿を見ると、“ああ、やってよかったな”って思えます。そういう瞬間はすごく嬉しいです。

あと、困ったことがあった時に、いろんな職員がいる中で自分のところに相談に来てくれたりすると、“あ、自分のこと話しやすいって思ってくれたのかな”って感じることもあって。そういう時は、頼られてるんだなって実感できて、やりがいを感じます。

今後、チャレンジしたいことは、まだまだ自分の中で課題もあるので、もっと利用者さん一人ひとりに合った支援ができるように、経験を積んでいきたいなって思っています。

残業や休日について

残業については、基本的にはほぼないですね。ありがたいことに、うちはシフト勤務じゃなくて、日中の決まった時間で働いています。もちろん、行事が近かったり、ちょっと忙しい時期には多少残業をすることもありますけど、それでもそんなに多くはないです。

あと、うちの課では“早番勤務”っていうのがあって、45分早く出勤して、その分早く帰るんですよ。通常は17時までですけど、早番だと16時15分には退勤できるので、それもすごくありがたいです。ほぼ定時で帰れるっていうのは、やっぱり働きやすさに繋がっていると思います。

休日については、今年度から隔週で半日勤務だった土曜日が完全に休みになり、それまでは金曜日の夕方に“明日も半日か…”って思っていたのが、“明日は休みだ”って思えるようになって、気持ちの切り替えも全然違います。週末の過ごし方も変わってきたし、プライベートの予定も立てやすくなりました。

有給も、けっこう融通が利く方だと思いますし、そういう意味では働きやすい環境だなって感じています。オンとオフの切り替えがしっかりできるのは、やっぱり大事ですよね。

あって良かったと思う社内制度(資格取得や諸条件)はありますか?

福利厚生っていうと、そんなにいろいろ使いこなしてるわけじゃないですけど、資格取得とか研修に関しての補助はあります。金銭的な面でも時間的な面でも、ちゃんと応援してもらえる制度があるので、それはすごくありがたいです。

実際に使っているわけではないですが、周りにも何人か利用している人がいて、やっぱり“自分も受けてみようかな”って気持ちになります。もちろん、自己負担もゼロってわけじゃないですけど、トータルで見たらすごく助かってます。そういう制度があることでステップアップのきっかけにもなると思います。

僕自身も、これから少しずつ、ステップアップしていきたいなって思っています。そういう制度があるのは、ほんと心強いです。

これからエントリーする方へのメッセージ

これからエントリーしようかなって考えている方って、きっと少しでも気になったからこそ、そういう気持ちが出てきたんだと思うんですよね。だから、まずは本当に、見学だけでもいいので、うちの職場の雰囲気を見に来てもらえたら嬉しいです。実際に見てみると、思ってたイメージと違ったり、いい意味で“あ、こういう感じなんだ”って思えることもあると思うので。

僕も最初は、説明会のあとに見学させてもらったのですけど、やっぱり現場を見てみることで、ちょっと構えてた気持ちがほぐれたというか、壁が取れた感じがありました。だから、少しでも興味があるなら、まずは気軽に見に来てみてほしいです。

それで、“やってみたいな”って思えたら、ぜひエントリーしてもらえたら嬉しいです。僕も最初は不安なこともありましたけど、続けていく中で得られるものもたくさんありますし、やりがいも感じられる仕事です。自分なりに一歩ずつ進んでいける環境だと思うので、ぜひチャレンジしてみてください。